インターネットでのトラブルや悪質商法
いまや私たちの暮らしに欠かせなくなったインターネット。それにともなってインターネットにかかわる新しいトラブルが次々と発生しています。以下のような悪質商法やトラブルには特に注意が必要です。
  • ■ ワンクリック請求

    サイトにアクセスしただけで「登録が完了しました」「料金をお支払ください」などのメッセージが表示され料金を請求する手口。多くがアダルトサイトや出会い系サイトのため、アクセスした人の後ろめたさにつけ込んで料金を支払わせようとします。

  • ■ 詐欺的“サクラサイト商法”

    サイト業者に雇われた「サクラ」が、異性や芸能人、占い師などになりすましてサイトに誘導し、メール交換等の有料サービスを利用させ、支払いを続けさせようとします。

  • ■ フィッシング詐欺

    金融機関やオンラインショップなどからのメールを装い、住所、氏名、口座番号、カード番号、ID、パスワードなどを入力させ、入手した個人情報を悪用しようとします。

  • ■ オンラインゲームのトラブル

    高額な利用料を請求されたり、しつこい勧誘を受けたりして困っているという相談も増えています。全て無料と勘違いしたり、ゲームで知り合った人とは(ゲーム上でも)安易に連絡を取り合ったりしないように注意が必要です。

  • ■ インターネット取引でのトラブル

    「ネット通販」や「ネットオークション」のトラブルも増えています。信用できる相手か、発送方法や支払い方法、返品に関する記載が確実かなど、注意する必要があります。

街中であなたを狙う悪質商法
インターネット上だけではなく、街中でも中学生が巻き込まれる消費者トラブルが増えています。
次のような悪質商法には特に気を付けましょう。
  • ■ キャッチセールス

    繁華街などの路上で、アンケートや無料体験を口実に呼び止め、販売目的を隠して喫茶店やお店に連れて行き、断りにくい雰囲気にさせて商品やサービスを契約させようとします。

  • ■ デート商法

    電話アンケートや出会い系サイトをきっかけに、異性に対する恋愛感情や好意につけこんで高額商品を売りつけよう(購入させよう)とします。

  • ■ アポイントメントセールス

    電話やメールで「抽選に当たったのでプレゼントを取りに来てください」などといった甘い言葉で事務所やお店などに誘い出し、無理やり商品を購入させようとします。