これまで私たちは地球にある様々なエネルギーや資源を活用して豊かな暮らしを追求してきました。しかし、それを支えてきた地球の資源には限りがあります。このままでは私たちのくらしを支えてきたエネルギーの確保は難しくなります。
かといってエネルギーの利用を極端に制限してしまうと経済発展が難しくなります。そこで、環境を壊すことなく発展性を維持していけるバランスのとれた社会を目指そうという考え方が生まれました。
それが「持続可能な社会」という考え方です。
私たちは豊富な物に囲まれた快適な生活をしています。しかし、そのような快適な生活が、大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会を生み出してしまいました。そこで、このような社会のあり方を根本的に変えて、地球から採取する資源をできるだけ少なくし、リサイクルなどを進めて限りある資源を有効に使うことで、廃棄されるものを最小限に抑える「循環型社会」へのシフトが叫ばれています。このような社会を実現していくためには、できる限りムダな商品は買わない、ひとつの物を長く使うことで生産を抑えてゴミを減らす、処分するときにはしっかり分別し、再生できるものは資源として再活用するなど、私たち一人ひとりが自分の生活の中でできることから取り組んでいくことが大切です。
私たちが日常生活で消費する様々な製品は、作るときも、使うときも、そして処分するときも、限りある資源やエネルギーを大量に使い、環境に負荷を与えています。そこで環境に配慮したエコライフを実践するために「Reduce(リデュース)」「Reuse(リユース)」「Recycle(リサイクル)」という3つのアクションの頭文字をとった3Rというキーワードが生まれました。この3Rに下のRを加えたようなライフスタイルを実践することが、持続可能な社会への第一歩です。
エコライフのキーワード